フリーランスのエンジニアになって4年。事前に知っておくべき年収の相場や案件のお話。

ド田舎から地方都市(名古屋)に出てフリーランスのシステムエンジニア(プログラマー)として独立した管理人S。フリーエンジニアの現実をお伝えしています。

お知らせ ブログ

「いまフリーエンジニアになろうとしているあなたへ」電子書籍、発売しました。僕が経験した暗黒時代、そしてフリーランスになる直前までを無料公開中。

2017/09/21

電子書籍、発売しました。Kindleでお読みいただけます。Kindleオーナーシップライブラリー、Kindle Unlimited対象作品です。

このページでは、「はじめに」の自己紹介から、僕が経験した暗黒時代、そしてフリーランスになる直前までを無料サンプルとしてお読みいただけます。

いまフリーエンジニアになろうとしているあなたへ
─40代・名古屋在住フリーエンジニアが語る恥ずかしい失敗談とフリーランス転向のメリット・デメリットについての考察─

名古屋フリーランスエンジニア「いまフリーエンジニアになろうとしているあなたへ」

https://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B01J5AHPLW

本書は、今まさにフリーエンジニアになろうとしている方に向けて書きました。

この本を通して伝えたい事は大きく2つ。それは、

1. 向いていない人を引き留める
2. 向いている人の背中を押す

というもの。
今まさに、会社を辞めてフリーランスに転向しようとされている方にとって役に立つよう、生々しく実体験を書き綴っています。(できれば辞める前にぜひご一読を・・)

●本書の特徴

・他人の不幸は蜜の味・・なストーリー展開

人それぞれ、良い時期、悪い時期の波があるかと思います。本書は、著者の「暗黒時代」から物語がスタート。ハラハラ、ドキドキな物語としても楽しんでいただけます。

・一歩先ゆく経験者からの冷静なアドバイス

世の中に正解なんてありません。どんな仕事に就くかも同じです。下手にフリーランスを推奨することもしませんし、自分が多少の失敗をしたからと言って悲観的なことばかりを書くつもりもありません。向く人、向かない人について客観的にお伝えしています。

・サクッと読み切れる文章量

全体の文章量をかなりコンパクトに抑えています。時系列のストーリーに加え、ところどころにコラムを挿入し要点を伝える、というスタイル。エンジニアの多くは、情報収集のためにWeb、メール、SNSとインプット量がかなり多いかと思います。そんな方にも、一気に読み切って頂けるよう、一般的な新書の1/4程度まで文章をそぎ落としています。早い人なら、30分あれば読了できるかと思います。

●本書をオススメしない方

「フリーランスへの転向にちょっとだけ興味がある」「いつか将来、フリーエンジニアになるのもいいかも・・」ぐらいの方にはあまりお勧めできません。
文章量に比べて価格設定は高めにしてありますので、その意味でも本気で考えていらっしゃる方以外にはお得感が薄いかと思います。
逆に、著者自身の「これ知ってたら、数十万収入増えてたな・・」という経験談も書いていますので、実際にフリーランスになる方には、損失を回避する意味で十分に元は取れるかと思います。

●目次

・はじめに
自己紹介
この本が目指しているもの

・プロローグ
暗黒時代のはじまり

・引っ越しと転職と年収50%ダウン
引っ越したのは良いけれど
そして四年後… 妻からの相談
溜まるストレス
なぜかmixiに届いた、人生を変えるメッセージ
40代前半、手取り19万円。

・悩んで、もがいて
ナイスアイデア・・か?
即行動、でも準備はきっちり
150Km・片道3時間弱
手応えあり!

【↑ココまで無料でお読みいただけます↑】


[コラム] 失敗談:金額のこと
[コラム] 転職について思うこと

・決断と大ゲンカ
決断
宣告
退職

・夜明けは近い・・か?
ドキドキの船出
資金ショート発生
初めての入金
突然の契約打ち切り
[コラム] 面接、苦手ですか?

・ただの下請け

・実はみんなが大好きなお金の話
確定申告まで、あと2週間!?
クラウド会計は本当に便利か?
税金ってスゴイ金額なのね
高額年収のウソ

・大きな賭け
ホッとひと息・・?
どんどん減ってく貯金、大きくなる焦り
あっけなく挫折

・再チャレンジ
わがままを言ってみた
驚きの下請け構造

・ハズレ案件を避けるために

・考察・フリーランスに向く人、向かない人

・エピローグ・そして今
一歩踏み出すあなたへ
追伸・大きな転機をつかむ、ちょっとしたコツのお話

 

 

無料サンプル(「はじめに」~フリーランスになる直前まで)

はじめに

自己紹介

初めまして、佐藤 孝と申します。本書を手にとって頂きありがとうございます。

まずは簡単に自己紹介をさせて頂きたいと思います。

1970年代前半、愛知県生まれ。初めて仕事としてPCに触れたのは、知人から頼まれた「名刺をひたすらdBASE IIIに入力する」というアルバイトでした。当時はまだDOS/Vすら普及していない、PC98全盛の時期。学生のアルバイトとして時給700円ぐらいで雇われていました。

社会人として最初に入った会社は、名古屋の小さなITベンチャー。社員10人程度の受託開発をメインとした会社でした。プログラマとしてひたすらコーディングの日々を過ごしつつ、たまーに上司に連れられて、エンドユーザーさんとの打合せに参加する、という感じでした。仕事自体は楽しかったのですが、入社以降ずーっと、とある超絶マイナーパッケージソフトのカスタマイズしかしておらず、「もしやココに居ると、ずーっとこのままなんじゃ・・。もっと一般的な言語の仕事がしてみたい・・。」と転職を決意しました。

2社目は開発者だけで70名ほどが在籍する、自動車関連メーカーの子会社。親会社の情シス部門が切り出され、受託開発を請け負う小さなSIerとなった会社でした。今考えれば、給料はそれなりに良い金額を頂いていましたし、残業代もきっちり頂ける、良い会社だったと思います。VBやJavaなど、メジャーな言語やOracleを使ったプロジェクトが殆どで、良い経験を積むことも出来ました。また、要件定義からテストまで、十数人ぐらいのチームリーダーもやらせて貰いましたし、人間関係の大変さに胃が痛くなったことも、今では良い思い出です。仕事量もご他聞に漏れず波があり、大手外資系SIerの下に入って残業160時間オーバーのデスマーチなんてのもありました。

歩んできた分野としてはオープン系、OSはWindowsのみ/開発言語はJavaとVB.Net/DBはOracleメイン/キャリアの後半は要件定義・設計を受け持つSE兼管理職/小規模なチームリーダーの経験あり、といった感じでしょうか。

その後独立し、現在は名古屋でフリーランスのITエンジニアとして活動しています。

この本が目指しているもの

僕がこの本を通して伝えたい事は大きく2つ。それは、「今まさにフリーランスエンジニアになろうとしている人」に向けて、

1. 向いていない人を引き留める
2. 向いている人の背中を押す

ということ。

一歩先に踏み出した人間が、自分自身の経験を伝えることで、何らかの形で役に立てたら良いなと思っています。

※とは言え、あくまでも一個人が感じたことですので、参考にしていただきながらも、御自身でよく考え、行動して下さい。この本に書かれていることと同じ行動を取って失敗したとしても、責任は負えませんので予めご了承下さい。

それでは、とある男がフリーエンジニアになるまでのストーリー、はじまりです。

プロローグ

暗黒時代のはじまり

生まれてからずっと、名古屋圏で生活していました。

ところが、あるとき妻が体調を崩し、お医者さんにこう言われたんです。

「空気の良いところで静養した方が良いですね」

と。

帰ってから、妻と相談です。空気の良いところと言われても、引っ越すとなると大変。その時すでに子供は保育園で、お友達と離れるのもかわいそうです。

が、もろもろ考慮した結果、子供には申し訳ないけれど引っ越すことを決めました。行先はとある方から紹介いただいた、隣県の山奥です。

名古屋からは約150Kmほど離れていて、山奥で自然豊かなド田舎。静養にはぴったりです。ただ、その時勤めていた会社に毎日通うのはさすがに無理・・。会社に対しても、(今考えれればありがたい環境だったと思えますが)当時は不満が多かったのであっさり退職することにしました。

能天気な僕は、あまり考えることもなく、「引越し先で職を探せばいいや」ぐらいに思っていたのです。

この時が、僕の人生の中での暗黒時代の始まりでした。

引っ越しと転職と年収50%ダウン

引っ越したのは良いけれど

引越し先は、シカが出るような山奥です。大きな会社なんてありませんし、転職を世話してくれるのはハローワークのみ。田舎では、SE職の求人なんて無いんだなぁ・・と、この時ようやく気が付いたりして。

げげげ、どうしよう・・と焦っていたら、運よく新聞の折り込み広告で「社内SE募集」という求人情報を発見します。

速攻で電話して面接にこぎ着け、「VBとOracleの経験があるなら大丈夫そうですね」ということで、無事に就職が決まりました。

ただ、残念ながら条件はひどいもので、残業代は付かない、というより、給与計算方法が非公開で経営者の一存によって決まるという、田舎ではよくあるパターン(違法です)でした。

働き出してから判明したのは、前の職場と比べると、年収はほぼ半分になったということ。それでも周りの人から言わせれば、仕事に就けただけラッキー、なのだそうです。

取りあえず職が見つかって落ち着いたし、まぁ、仕方ないか・・と思いつつ、節約の日々が始まりました。

そして四年後… 妻からの相談

このブラックな会社に勤務して四年ほど経った頃でしょうか。

まだ暑い9月、仕事から帰ってくつろいでいると、妻に「ちょっと話があるんだけど・・」と暗い顔で呼ばれました。なんだろう・・。その雰囲気にイヤな予感を抱きつつ、話を聞いてみます。

内容は、要するに家計がかなりマズイという相談でした。少し前に車検があって結構な費用がかかったのと、そこにもろもろの支払いが重なって、夏のボーナスのお陰でギリギリセーフ、という状況だったのだそうです。

派手な生活をしている訳でもないし、小学校に上がっていた子供達には習い事も我慢して貰っている状態。周りの子はピアノに習字に、といろいろと習い事をしている子もいるのに、お金が無いという理由で行かせてあげられないのは、とても情けない気持ちになります。家計は妻に任せきりなので、なんでそうなるんだ?と苛立ちを覚えつつも、冷静に考えてみれば仕方のない状況でした。

溜まるストレス

もともと収入についての不安はありましたが、ここに来てピークに達し、さらに職場に対する不満も募っていました。(またか、と言われそうですが。)

それまでの「仕事」に対する感覚は、「忙しくて大変な時もあるけれど、やり甲斐もあるし、学んで成長していくのは楽しい」というポジティブなものでした。ところが、この会社に入ってから、初めて「イヤイヤ仕事に行く」という日々を過ごしていました。

すぐに怒鳴るタイプの人間が多く、強く言ったもん勝ちの社風。もともと気の弱いタイプの自分は、強く言い返すことも出来ず、人間関係に強烈なストレスを感じていました。仕事内容も当初の予定とは違い、なぜか生産現場の作業員として、ラインにも狩り出されました。製造業の現場には多くの危険があって、もう少しで命を落としていたかもしれない、というヒヤリ・ハットも経験しました。

そんな状態に対して、強い不満が溜まっていきました。

なぜかmixiに届いた、人生を変えるメッセージ

丁度そんな頃に、一通のメールが届きます。

今考えると、このメールが自分の人生を大きく変えたのですから、世の中、何があるか分からないものです。

 ■■ さん、こんにちは。
●● さんからのメッセージが届いています。
件名:失礼致します。

突然申し訳ありません・・・

どうやら、全く使っていなかったmixiにメッセージが届いたみたいです。

「どうせ売り込みのメールか出会い系のくだらないメッセージだろうな」と思いつつも、既読にするためだけにわざわざログインし、一応目を通してみました。

届いていたのは求人の案内でした。恐らく、放置してあったプロフィールを見て送ってきたのでしょう。

「なーんだ、エンジニアの求人メールか。どうせ都会の話でしょ?田舎じゃ無理だよ・・。」

と読み流していたら、最後のこんな一文に目が止まりました。

 事例:家庭の事情により週4日のみの稼働を希望されたフリーエンジニアの方に月単価55万円の案件紹介実績あり

へー、そんなのもあるんだなぁ。その金額が貰えるならいいよな、羨ましい・・。程度にしか思わなかったのですが、この一文が妙に引っかかり、後々まで記憶に残っていたのでした。

40代前半、手取り19万円。

当時の月収は手取りで19万を切っていました。会社の業績は安定していてボーナスもきちんと出ていましたが、いわゆる年収(税引き前の金額)で言えば、約360万円。同僚のみんなはどうしているんだろう?と気になってリサーチしてみると、多くの人は、奥さんと共働きしていて、子供達は爺ちゃん婆ちゃんが面倒見る、というパターン。ダブルインカムなので特に収入面で困ることは無いとのことでした。

ところが、自分の場合は奥さんが働きに出られない事情があり、ずっとこのままの収入で行くと、近いうちにジリ貧が見えています。二人の子供達を高校にすら行かせてやれない・・・なんて事にもなりかねません。

悩んで、もがいて

ナイスアイデア・・か?

奥さんから「お金が無い!」の相談を受けてからというもの、ぼんやりと悩む日々が続きます。

「たとえ給料が少なくても、真面目に働いていればなんとかなるかも・・。」

「いやいや、このままじゃ絶対後悔するって・・。」

自分の中で二つの意見がずっと戦っていました。

そんな風に悶々と悩んでいたとき、ふと先日のmixiから届いたメールを思い出しました。

「世の中にはお金を稼ぐために出稼ぎをする人達だっているよな。それに、単身赴任で家族と離れて暮らしてるサラリーマンだって多く居る訳で。あの金額なら、わざわざ出稼ぎに行く価値はあるんじゃ・・」

良いのか悪いのか、そんなアイデアがひらめきました。

出稼ぎと行っても、SEの求人が潤沢にありそうな名古屋までは150Km程度。車で3時間弱なので、毎週末に家族の元に帰ってくることは出来そうです。

さらに気を惹いたのが、最後に書かれていた「週4日のみ」という事例です。人口減少が続く田舎では、PTA役員や地域の町内会役員など、いつも何かの役が回ってきます。平日の夜に会合に出なければならなかったり、大きなイベントでは平日に休みを取らなければならない場合も出てきます。

週4日で良いなら平日にも休みが取れるわけで、こういった地域の役が回ってきたときにも、家族や近所の人に迷惑をかけずにすみそうです。

そんなことを考えるにつれ、それほど無茶なアイデアでもないような気がしてきました。ただ、何事も悲観的に捉えがちな妻に相談すれば、まずOKは出ないでしょう。

「うーん、どうしよう・・。」

目の前に大きな分かれ道が出現した瞬間です。

片方の道は、収入は少ないけれど、田舎で家族と穏やかに暮らす道。但し、将来お金で困る可能性が少なくない。

もう片方の道は、収入は多少良くなるハズ。でも家族とは離れて暮らす道。しかも、実際どうなるかはよく見えない、濃い霧の中です。

即行動、でも準備はきっちり

ともかく悩んでいても仕方ありません。こういう時は、ともかく動いてみる。但し、きっちり調査をしてからです。

まずはmixiで例のメッセージを探し、「興味があるので話を聞かせて欲しい」と返信を送りました。

何度かメッセージのやり取りをした後、電話で具体的な日時を決め、およそ一週間後に面談することになったのでした。

150Km・片道3時間弱

もちろん、この時点では妻には内緒です。面談のその日の朝、「今日は仕事でかなり遅くなるから、先に寝ててね。」そう伝えて家を出ました。(因みに田舎なので車通勤です。)

仕事を早めに切り上げて、まさに定時ダッシュ。そのまま車を走らせ、片道150Kmのドライブです。

手応えあり!

面談でお会いしたのは、エージェント会社の営業の方でした。大きな企業で開発プロジェクトが立ち上がると、「こんな人探してます」という情報がエージェント会社に流れます。そしてそこの営業さんが、自社の社員もしくは契約しているフリーエンジニアとをマッチングさせる、という流れなのだそうです。

職務経歴書は既に送付済み。どんなスキルがあるかは既に把握されていて、営業さんがおっしゃるには、

「このスキルなら仕事は十分にあります。はっきり言って人が足りない状況が続いてます。後は、あなたの決断次第。経験上"ごめんなさい、やっぱり止めときます"という人も多くいらっしゃいますので、まずは会社を辞めて頂いて、いつから稼働可能か確定してからでないと、我々としても動けません。」

とのことでした。

これで、どうやら仕事に困ることは無さそうだ、という実感を得る事が出来ました。いよいよ現実味を帯びてきます。

(無料サンプル、ここまで)

いまフリーエンジニアになろうとしているあなたへ

─40代・名古屋在住フリーエンジニアが語る恥ずかしい失敗談とフリーランス転向のメリット・デメリットについての考察─

名古屋フリーランスエンジニア「いまフリーエンジニアになろうとしているあなたへ」

https://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B01J5AHPLW

メールでお知らせ

少しずつ記事を追加しております。m(_ _)m

フリーランスのエンジニアに興味がある方は、サイト更新時にメールをお送りしますので、このフォームで登録してやって頂けたら幸いです。

-お知らせ, ブログ
-, , , , , ,