フリーエンジニアになってみた@名古屋(4年目突入)

ド田舎から地方都市(名古屋)に出てフリーランスのエンジニアとして独立した管理人S。フリーエンジニアの現実をお伝えしています。

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理系エンジニアのための恋愛論・出会いを数字で考えてみる

とある合コンでの出来事。心臓バクバクさせながら女の子の電話番号を聞いたんです。

「あの…、電話番号、教えてくれない・・かな?」

すると、まさかの回答。衝撃のコメント。今でも忘れない、あのセリフ。

「あ、明日、ケータイ変えるんだよねー。」

ぽかーん。

一瞬何を言われているか分かりませんでした。

そうか、そうだよね。

教えたくない、と。

そういうことですか。

「あ、そうなんだー・・。」

顔を引きつらせながら、そう返すのがやっとでした。

何もそんな分かりやすいウソつかなくてもいいのに・・。

あまりにも衝撃的な切り返しだったので、それからしばらく怖くて合コンいけませんでしたよ。

 

・・なんていう昔話をふと思い出して、ちょっと「異性との出会い」についてのお話を書いてみようかと。

あ、と言っても、「ネットの出会い系」ではありませんので念のため。

さらに言えば、すでに結婚している身ですし、これから書くのは単なる机上の空論、ということをご了承ください。

なにしろ、今さら検証のしようがありませんから。

でも、冒頭でお話したような痛々しい出来事に出会っても、めげないメンタルが出来上がるかもしれませんので、ちらりとお読みいただけたら嬉しいです。

 

「出会い」と「テレアポ営業」と「オレオレ詐欺」の共通点

さて、あれから何年たったか考えたくもありませんが、今の自分なら、そんなに落ち込まなかったかもしれないなぁ、という気がします。

というのも、さまざまな経験を通して、考え方が変わったからなんです。理由として大きく2つ挙げてみました。

1)期待値が間違っている、という気づき。世間は、意外なほどに自分のことに興味を持ってくれないんである。

紆余曲折あったキャリアの中で、エンジニア以外にも営業職に就いていた時期があります。

そもそも営業という仕事に慣れない中、「これだけは、もうやりたくないっす、勘弁してください・・」という業務がありました。

テレアポというやつです。

まずは社長が、地域や職種でしぼってテレアポ対象のリストを用意し、営業に渡します。(お客さんの対象が企業、法人だったので、電話番号は簡単に手に入るのです。)

で、僕らは一日中電話をかけまくる。

かけては断られ、かけてはガチャギリされ、そしてたまに怒鳴られて。

そして、ごく稀に、優しい人が話を聞いてくれます。

おそらく、まともに説明させてもらえるのは、100件に1件もないでしょう。

もちろん、話を聞いてもらったからと言って、そう簡単には売れません。

 

また、新聞に折り込み広告を出した時も似たようなモンです。

10,000部に折り込んで、イベントのお知らせ。

当日、どれぐらいの人が来るんだろう・・と少し不安に思いつつ、あわただしく準備。

だって10,000世帯に届いてるんですよ?

すごい混雑に決まってるじゃないですか。数少ない社員で捌ききれるかどうか・・。

が、フタを開けてみると、来場者ゼロ。

すてきな徒労感です。

 

郵送DMもそう。

その営業職に就く前は、100通送ったら、3割ぐらいの人は反応してくれるんじゃないの?ぐらいの感覚だったと思います。

でも実際のところ、5,000通送って反応があるのは2~3件ぐらい。

営業やマーケティングに取り組むとすぐに分かってくるのですが、世間の皆様はどうやらお忙しくて、こちらの都合にはいちいち付き合ってられないようです。

そうか、そういうものなのか。

どうやら、自分がぼんやり抱いていた期待値は、ケタ違いに間違っていたようです。

そう、それが「相場」というヤツなのです。

 

冒頭の例でいえば、合コンで出会った女の子が、自分に連絡先を教えてくれる可能性はかなり低かった、ということ。(イケメンだったら確率高いだろうに、とか考え出すと悲しくなるので、ハイそこでストップ。今持ってる武器で戦うしかないのですから。)

そういうもんだ、と初めからわかっていれば、いざ電話番号聞くときもそこまで緊張しなかっただろうし、ダメだったとしても、「ま、そうだわな、次回にチャレンジ、か」と大きなダメージを負うこともなかったと思うのです。

2)数撃ちゃ当たる、はウソ。すんごくたくさん打たないと当たらないのだ。

現在はフリーランスのエンジニアとして客先常駐しながらも、コンサルタントとしての仕事を直接依頼してもらえるように、マーケティングに取り組んでいます。(早朝と夜の時間帯を使って、自宅でサイト更新したりPPC広告出したり。)

マーケティング的な視点でいくと、例えば自分で何かしらのサービスをネットで販売する場合、

  • 何人がサイトを訪問して
  • そのうち何人が資料請求してくれて
  • さらにそのうち何人が契約まで進んでくれるか

を数字で計測するわけです。

サイト立ち上げ直後、アクセス数なんて日にゼロから2ぐらいが普通。

記事書いて、ブログに投稿して、SEOも意識して・・と頑張っていると、しばらくたってようやく1日10人くらい来てくれるようになる。

記事もたくさん書いてる。数撃ってるつもり、頑張ってるつもり。でも誰かがコメント入れてくれるわけでも無いし、反応なんてまるで感じられないし、

「やってる意味、あるのかな?止めても一緒なんじゃね?」

と疑心暗鬼になってきます。

そこをもう少しだけ努力していると、

「あっ!やった、問い合わせが来た!イヤッホ~ゥ!!」

と、ようやく「よかった、無駄じゃなかった・・」と思えます。

でも、結局その問い合わせも、資料送ってから返事無し。

そして「なんで契約してくれないんだろう・・」と悩んで落ち込みます。

が、さらにそこを耐えて、そのまま記事書いてSEO対策して・・と継続していると、ようやく分かってくることがあります。

例えばこんな感じ。

  • 1,000人訪問すると
  • 8人が資料請求してくれて
  • 6人が契約まで進んでくれる

なんていう風に、おおよその確立が分かってくるわけです。この黄金パターンが見えてくれば、あとは微調整して確率を上げていくだけなので、気分的にもずいぶん楽になります。

おそらく、最初の時点で「数撃ちゃ当たる」と思っているその数って、50ぐらいなんですよね。

ところが、実はそれじゃ全然足りないんです。

ここでものすごく重要になってくるのが、ゼロと1の違い(あ、2進法の話じゃありません)。

1,000人訪問で8人から資料請求、ということは、およそ130人につき1請求の計算。資料請求がたった一つでも発生すれば、

「130人アクセスしてきて、ようやく問い合わせが1件あった・・。130分の1ということは、確率0.77%かー・・。」

という数字が分かります。

そして、「そうか、こんなに低い確率なんだなぁ」ということを身をもって実感できるんですよね。

ところが、129人目までは分子が0なので計測不能。完全な暗闇に居る状態。だから多くの人が、この時点で諦めてしまうということなのでしょう。

あとちょっと努力していれば、ゼロが1になったかもしれないのに。

世界で一番努力している職業は・・

さて、こういう努力を、世界で一番頑張っている人たちが居ます。どんな人か分かります?

それは、オレオレ詐欺をやっている詐欺師の人々。

たまに親がテレビのニュースを見て言います。

「またオレオレ詐欺?それにしても、あんなのに引っかかるなんて、ほんとバカだねぇ・・」

って。

でも、それを聞きながら僕は思います。

「いやいや、引っかかったその人がバカなんじゃない。詐欺師たちが何千軒も電話して、ようやく引っかかる人を見つけたんだ。」

って。

(彼らの努力は、普通の営業に向けた方が割がいいと思うんですけどねぇ・・。)

黄金パターンを見つける実験、やってみません?

さて、恋愛に話を戻してみると、

仮にゴールを「結婚したい!と思える人と巡り合う」にしたとしましょう。

じゃ、そこに辿り着く確率はどれくらいなのか?という黄金パターンを、あらかじめ自分なりに推測してみれば良いのではないでしょうか。

例えば、

  • 100人の異性に会うと
  • そのうち50人が連絡先を教えてくれて
  • さらにそのうち15人が二人きりの食事をOKしてくれて
  • さらにそのうちの3人が休日のデートにOKしてくれる

とかね。(数字は適当に入れただけなので信用しないように・・)

こういう数値を、あらかじめ予測してみると、一歩引いた第三者の目から自分を見られるんじゃないでしょうか。

すると、気が付くんです。

「コイツ(自分のことね)、そもそも母数がほぼゼロじゃん・・。」

「仮に2年以内に相手を見つけようとすると、24カ月で100人。月に4人!?ってことは週に1人!?どうやってそんなに会うんだ?」

「いかん、習ったではないか。課題とは理想と現状のギャップだと。そしてモノゴトを成し遂げるにはPDCAを・・。」

「母数増やすにはどうすれば・・誰かに頼む・・にしても同僚は期待できない・・。誰か居たっけ・・?」

「とにかく”合コンセッティング希望”の声だけかけまくっておこう。テンプレ作って既婚の友人にFBメッセージ送りまくってやる・・。」

「投資も必要か・・。”街コン”で検索して・・。」

「無料で母数増やす方法は無いものか?Facebookでイベント探してみるか・・」

こうしてまずは母数を増やしていく。あとは実験を繰り返すだけ。

壁があるとすれば、相手に連絡先を聞くときや食事に誘うときでしょうか。

でも、そういう時に「断られたらどうしよう」とか考えちゃダメです。

「テスト仕様書に従って、1つのテストケースを実行するのだ」

と考えて、とにかくアクションを起こしてみる。

OKなら嬉しいし、NGなら1件「済み」のチェックが付けられるだけ。

感情に左右されずに、淡々と進めて下さい。

なにしろ、テスト仕様書のテスト項目はまだまだたくさんあるんです。

テスト項目が減ってきたら、別の誰かに合コンのセッティングを依頼するなり、ネットを駆使するなり、自分でテスト項目を追加すればいいだけ。

そう考えると、1回のNGなんて、なんてことは無いですよね。

大切なのは、きちんと数字を残していくこと。もちろんExcelにちゃんと記録してね。

そう、なにしろこれは、理系エンジニアの大好きな「テスト」なのですから。

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