エンジニアならサマージャンボ宝くじより仮想通貨にトライしたほうが楽しいんではないか?

2017/08/19

ずいぶん昔、ジャンボ宝くじを何度か買ったことがあるんだけど、還元率(=「確率」で出てくる期待値)の低さを知ってから買わなくなった管理人Sです。

ギャンブルの種類によって還元率は様々で、「ギャンブル 還元率」で調べてみると、

  • 宝くじがヒドイ
  • パチンコが意外に良い

なんてことに気づかされます。

が、この辺りのいわゆるギャンブルは、ゼロかハイリターンかのどちらかだし、しかも一瞬で結果が決まってしまうので、個人的にはあまり興味をそそられないんですよね。

とは言え、最近気になっていたのがいわゆる仮想通貨。こういうグラフを見ると、

なんかワクワクして「早めにやったほうがいいんじゃ?」という焦りと「もう既に遅いかも・・」という悲観的な感情が対立しますよね。

少しだけ悩んだんですが、「やらずに後悔するよりは、やって後悔した方が良い」って言うじゃないですか。

そんな訳で3万円だけ試してみることにしたのでした。

まずは coincheck でアカウント作って日本円で3万円を入金。少し時間かかりますが、手数料けちってSBI銀行から銀行振り込みしました。

(↓coincheckのリンク貼ってたんですが、件の事件があったのと、エンジニア視点からするとAPIで取引できる通貨の種類が少なくてイマイチだったのでZaifに乗り換えました。アフィリエイトリンクですのでご注意を。こちらからアカウント作れます。)

Zaif(仮想通貨交換業者・登録番号00002号)

で、一番メジャーなのは BitCoin ですが、当時購入できる通貨の種類が12種類あったんですよね。

BitCoinは既にグイーンと値上がりしていて、この先大きな変化はないような気もする。でも他の新興通貨なら・・。なーんて意味のない期待を抱いて、30,000÷12=2,500円ずつ、12種類の仮想通貨を購入してみました。

以前に、「お金の神様」と呼ばれていた邱永漢(きゅう・えいかん)さんの本を読んだことがあったんですが、その中に株の買い方として、

  • 株を買う
  • 株価が2倍になったら、半分売る
  • 元本分の利益が確定されるので、あとはどうなろうが気にせず運用できる

なんていうのが紹介されていました。

という訳で、ともかく12種類買ってみて、2倍になったものから元本分をリカクしてやればいいや、という目論見でおります。

・・と言っても、そもそも2倍になるかどうかなんて分かりませんけどね。

購入してから1カ月少々しか経っていないんですが、その間にいろいろと感じたことがありました。

  • スマホのアプリから「BTCが高騰しました!」とかアラートが出ると、つい coincheck の画面を確認してしまう。でも、しばらくほっとくしかないので、その時間は多分ムダ。
  • 一時期、総資産が円換算で18,000円ぐらいまで下がった。生活資金突っ込まなくて良かった・・。
  • 各通貨の乱高下を見ていると、不思議な気分になる。仮に将来、仮想通貨での取引が主流になったとすると、相対的に円の価値が乱高下する訳か・・。と考えると「お金」の価値ってずいぶんと曖昧なんだな、と再認識させられる。
  • 例のBitCoin分裂が実施された。仕組みはなんとなくしか理解できていないけれど、0.008 BTC だったのが 0.008 BTC はそのままで、0.008 BCH が勝手に追加されたみたい。(履歴には「ハードフォーク」と記録されてる)得したと思っておけばよいのだろうか・・?

とまぁ、実際に試していなかったら考えなかっただろうな、ということにもいろいろと考えを巡らせてみたりして、良い経験になった気がします。

さて、あとは目論見通りに伸びてくれることを期待しましょ。

【追記】

一時期、総資産(つっても3万円ですけど)が元金の60%ぐらいまで落ち込んだんですが、知らない間に5万円オーバーしてました。

調べてみると、LISKとMoneroという通貨が利率100%(つまり元金の2倍)をオーバーしていたので、元金分(2,500円)をJPYに戻して利益確定、っと。

ううむ、コマカイなぁ・・。